施工実績

下京区 T様邸 外装改修工事

下京区でT様のご依頼により、屋根葺き替え工事カバー工法・外壁塗装工事をさせていただきました。

お引き渡し後、T様により、太陽光発電システム設置工事をお手配いただきました。

お屋根に太陽光発電システムの設置をご計画されたT様からご相談をお受けしました。

既存スレート化粧板を撤去して、金属屋根を葺いてその上に太陽光を設置するか

既存スレート化粧板にカバー工法でスーパーガルテクトを葺いて、太陽光を設置するか

ご検討をいただいた結果、カバー工法で屋根を葺いて、掴み込み支持金物で太陽光パネル架台を支持する

工法で工事をさせていただくことになりました。

この工法ですと、既存スレート化粧板の撤去処分に係るコストを削減、工期短縮を図れる上に

掴み込み支持金物による架台固定が出来るため、屋根に直接ビス等を打つ事無く雨漏りのリスクを回避出来ます。

また大型台風などに備えて、屋根材の野地板保持力を更に強固にするため、本体を63mmの改修用ビスで垂木上に

留め付けました。

まず不要な付帯物(棟板金や木下地)を取り除きます。

改質ゴムアスファルトルーフィングを敷き、ビス等で固定します。

風による飛散や、ずり落ちを防ぐためです。 あと換気棟の開口を設けます。

板金役物や棟下地を取り付けていきます。 軒先水切りやケラバ水切りを取り付け、棟下地に捨て水切りを

取り付けます。本体を葺く前に事前に割り出した垂木の位置をルーフィング上にトレースして墨出しを行います。

本体を葺いていきます。 ルーフィング上の墨出し線に合わせて改修用ビスを垂木まで効かせます。

通常カバー工法の場合、改修用ビスは45mm程度で既存野地板に効かせれば充分であり保持力に何ら問題は

ありませんが、今回は3階建ての屋根に太陽光発電を載せるということで、災害対策としてより強固な固定方法を

採用しました。 棟及び換気棟の仕舞いをして作業を完了します。

新しい屋根が出来上がりました。 この上に太陽光発電パネルを載せていきます。

窯業系サイディングの目地やサッシ窓開口部のシーリングの打ち替え、増し打ちを行う前に建物外装部の

高圧洗浄を行い、汚れを落とします。

窯業系サイディングの目地のシーリング打ち替えを行います。 カッターナイフで既存シールを切り取り、

マスキングの後、プライマーを塗布します。

シーリングガンを使って目地に打って行く訳ですが、適量を打ち、専用ヘラで均していきます。

この作業が難しく、ムラの無い均一な仕上りにはいつも感心いたします。

シーリング工事が完了しました。

今回の工事では雨樋は塗装をさせていただきました。 軒樋は外面を、竪樋は金具とも塗装しますが

軒樋の吊り金物がかなり錆びていたため、こちらも塗らせていただきました。

ワイヤーブラシで錆を落とし、錆止めを一回・ウレタン樹脂塗料を二回塗らせていただきました。

塗面にサンドスポンジで汚れ落とし、目荒らしを施し雨樋、鼻隠し板を塗っていきます。

マスカーテープで非塗装部を養生して、シーラーを一回・水性セラミシリコンを二回塗っていきます。

ベランダ軒天部はビルデックの白色を塗らせていただきました。

出窓の天端や雨戸の鉄部は錆止め塗布の後、ウレタン樹脂塗料を二回塗りいたしました。

外壁塗装工事が完了後、2階に二箇所あるベランダバルコニーの防水床のメンテナンスを行います。

高圧洗浄後、更にサンディングを行いプライマーを塗布します。

トップコートを塗布した後は排水ドレン口にストレーナーを取り付けます。

防水床は定期的にトップコートを塗り替える事が重要です。

屋根工事、塗装工事を終えて足場を解体してT様にお引き渡しいたしました。

足場のあるうちに太陽光発電パネル架台の設置、パネルの取り付けをお手配いただきました。

太陽光発電システムも美しく屋根の上に納まりました。

T様、この度は弊社に工事をお任せいただきまして 誠にありがとうございました。

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