施工実績

下京区 T様 土蔵外装改修工事


 下京区のT様より土蔵の土壁や屋根の一部改修工事のご依頼を受け工事をさせていただきました。

 

 

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長期に及ぶ経年劣化と一昨年の台風の被害で土蔵の壁や屋根は深刻なダメージを受けていました。

 

 

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台風が過ぎ去った後、他の業者さんが応急処置に来たそうですが、手に負えなかったらしくブルーシートを掛けてそのまま放置されてしまったそうです。

 

 

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T様よりご連絡を受け、現場に急行した私たちはブルーシートより更に丈夫なUVシートを掛けて今しばらく工事着手までお待ちいただきました。

 

 

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土蔵に続く平屋の瓦屋根は手の施しようが無く、一度屋根を解体することとなりました。

 

 

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ブルーシートからの雨漏りがあり、垂木も腐食しています。

 

 

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既存の垂木は取り払い、新設しました。

 

 

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12mm構造用合板を張り、ゴムアスファルトルーフィングを敷きます。

 

 

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 他の屋根面も同様の作業を行います。

 

 

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蔵の正面屋根は崩落しかけており、大屋根の軒天もほとんどの土壁が落ちてしまっていました。

この屋根は全て解体してやり替えする事にしました。

 

 

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壁を残し、屋根の撤去作業を終えました。

ここから新しい柱や梁を組み立てていきます。

 

 

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残した柱や梁と新しく建てた柱や梁を組んでいきます。

大工の知識と経験、技量が問われる所です。

刻みと言う最も重要な工程を経て建てていきます。

刻みとは、柱や梁に墨付けを行い計算通り組み上がるように材木を加工する工程です。

 

 

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こういった加工です。

 

 

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次は垂木を流し、12mm構造用合板を張っていきます。

 

 

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合板を張った後、ゴムアスファルトルーフィングを敷きます。

 

 

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屋根材は嵌合式立平葺きを採用しました。

施工性に優れ、軽くコストパフォーマンスも抜群の屋根材です。

 

 

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シンプルで軽い屋根が葺き上がりました。

ここからは土壁の改修工事をご紹介させていただきます。

土壁は京町家や蔵の壁に多く、適度に湿気調節を行ってくれるなど日本の四季、風土に適した壁であります。

ただ、編んだ竹に土を何層にも塗り重ねその都度乾燥させるといった作業はとても時間が掛かり、またその作業を行える熟練左官工の減少や、材料費・施工費の高騰などにより土壁は敬遠されるようになりました。

ここT様の土蔵におきましても、土壁の復旧では無く、土壁を落とし木下地にモルタル塗り・外壁塗装という改修工法を採用しました。

 

 

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土壁の土を落とします。

厚みは10cm以上あり、廃棄される土は相当な量になります。

編んだ竹の下地が露出するまで落とします。

 

 

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虫籠窓の造作に取り掛かります。

虫籠窓とは、京町家や蔵の壁によく見られる縦格子の窓で採光や通風のため設置されています。

 

 

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モルタル塗外壁のための下地を造っていきます。

 

 

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木下地が出来れば防水フェルト紙を貼り、ラスを張ります。

ラスとは、金網状でモルタルを食いつかせるために張り、これが無いと防水フェルト紙にモルタルはつきません。

 

 

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下塗りを終えました。

モルタル塗外壁は通常下塗りと上塗りの二層塗りで構成されます。

 

 

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モルタル上塗りの前にクラック防止グラスファイバーシートを張ります。

このシートは下塗りと上塗りの間に伏せ込む事により、乾燥時の初期クラックを防ぎ乾燥硬化後は地震などによる外壁の崩落や剥離を極力防ぎます。

またクラックの発生を抑えるため、長期に渡り美観を維持出来ます。

 

 

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モルタル上塗りが完了しました。

この上にリシンを吹いて、水性シリコン系塗料を塗っていきます。

 

 

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最後に雨樋を掛けて、足場を払い完成です。

 

 

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蔵の壁、屋根共に美しく生まれ変わりました。

大屋根は悪いところは部分補修をしました。

軒先は石持一文字瓦で棟は京箱棟の伝統的な仕様のまま外装は一新し、更に数十年風雨に耐えられるように仕上げました。

 

T様 当社に工事をお任せいただきまして誠にありがとうございました。

 

上京区 Y様邸 カバー工法による葺替え工事


上京区在住のY様より、カバー工法による屋根葺替え工事をご依頼いただきました。

薄物化粧スレート瓦(カラーベスト)の葺替え工事として近年ポピュラーな工法となりました既存屋根材を撤去せずに重ね葺く工法で、当社の一年間の屋根工事施工実績におきましても1、2の取扱い量となっております。

 

 

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    工事前

 

ご存じの方も多いと思いますが、上の写真のような屋根がカラーベスト屋根と呼ばれているものです。

長い年月風雨や太陽光に晒されて表面塗装は劣化し、本来の色を失ってしまいます。

 

 

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カバー工法と言いましても、何も手を加えずに上から屋根材を被せる訳ではありません。

不要となる板金水切りや棟包みなどは取り払います。

 

 

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写真右側のケラバ部に木下地を取り付けます。

本来入っていなければいけないものが無かった場合はこのように取り付けていきます。

 

 

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ここからは屋根に直接板金役物を取り付けていきます。

これは軒先水切りです。

 

 

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全体を防水シート(ゴムアスファルトルーフィング)で覆い、頂上部(棟部)に換気のための開口を設け漏水防止の水切りを取り付けます。

 

 

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棟包みを固定する木下地を取り付け、開口部を囲っていきます。

 

 

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軒先から棟に屋根材を葺き上げていきます。

棟の木下地は腐食を防ぐため、防水シートで覆い被せます。

 

 

 

 

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棟際の最後の屋根材は20mm程度の立ち上げを施し、棟部への雨水の侵入を防ぎます。

更に15x15mmの黒いスポンジ状のエプトシーラーと呼ばれる防水材を貼り付け、二重の防水堤とします。

 

 

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覆い被せてた防水シートの真ん中をカッターナイフ等で切り開け、開口部を露出させます。

 

 

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最後の水切りを取り付けます。

 

 

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棟包みを被せてビスでしっかりと固定します。

棟包みに多数の孔が見えますが、ここから屋根内部の空気が放出される仕組みです。

取り付ける手順を最初からご紹介させていただいた訳ですが、幾重にも施した防水処置により雨漏りを防ぎます。

この換気棟を取り付ける事により小屋内の温度上昇の抑制をはかり、少しでも夏場の室内を快適にお過ごしいただけるよう、当社では取り付けをお薦めいたしております。

 

 

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葺替え工事が完了しました。

こちらの建物は京都特有のウナギの寝床と呼ばれる奥行きの深い敷地に建てられています。

地域密着型の屋根・リフォーム会社である当社は、京都特有の物件の工事を得意としています。

 

最後にY様、この度は大切な屋根の工事をお任せいただきまして誠にありがとうございました。

東山区 S様邸 外装改修工事


 東山区にお住まいのS様より、屋根耐震工事を伴う外装改修工事をご依頼いただきました。

 

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屋根葺替え工事を耐震改修工事として京都市の助成金制度を利用して工事をさせていただきました。

この制度は毎年京都市が年度事業として行う住宅の様々な助成金制度の一つで、昭和56年以前に建てられた住宅の耐震化を進めるもので、屋根の軽量化や屋根構面の強化をはかることにより助成金を支給するといった制度です。

土葺き瓦から他の軽い屋根材に葺替えをしたり、屋根野地に構造用合板を張り事により最大30万円の助成を受ける事が出来ます。(簡易耐震改修工事として申請の場合)

近年では京都市民の皆様に制度の周知が進み、積極的に利用される方が増えてきております。

 

 

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この助成金制度は基本的には申請者により手続きを行っていただくものですが、何種類にも及ぶ申請書類の作成や図面作成・写真の添付など煩雑な作業が多く、ほとんどの方は工事を請け負う業者に委託します。

とりわけ施工写真はもっとも重要で、全ての工事の過程を写真により精査されますので撮り忘れなどは許されません。

以下のような工程を写真に撮っていきます。

 

 

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   瓦撤去前         葺き土

 

 

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    下葺き①        下葺き②

 

 

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    補強桟打ち      構造用合板張り

 

 

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  ゴムアスルーフィング張り     ルーガ雅葺き

 

 

屋根は殆どが複数面で構成されていますが、上の写真のように一面ずつ一定の場所・角度から工程順に撮影していきます。

 

例えばこういう部分も

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             瓦撤去前        葺き土

 

 

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    下葺き         補強桟

 

 

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  構造用合板張り     ゴムアスルーフィング張り

 

 

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   ルーガ雅葺き

 

 

更に下屋根においても

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   瓦撤去前         葺き土

 

 

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    下葺き         補強桟

 

 

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  構造用合板張り     ゴムアスルーフィング張り

 

 

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  ルーガ雅葺き

 

 

葺き替えする全ての屋根面を工程順に写真に収めます。

それにより屋根面の全てが軽量化及び構面強化がなされたと写真により判断されます。

助成金受給の絶対条件です。

ここまでが助成金受給対象工事のご案内となります。

 

本工事におきまして、対象とならない外壁板張や塗装工事もご依頼いただきました。

 

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外壁板張工事です。

土壁漆喰仕上げの外壁は風雨に晒されて傷みがひどく、また美観を損ねてるため杉焼板を張る事としました。

杉は表面を焼く事により耐水性・耐腐食性を高めて外装材として壁の仕上げに使用出来ます。

焼板で覆われた外観は古民家や京町家を彷彿させて、落ち着いた佇まいとなります。

今回使用した屋根材ルーガ雅との相性も抜群です。

 

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     下地         仕上げ

 

 

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     下地         仕上げ

 

 

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     下地         仕上げ

 

焼板を張るためには下地が必要です。

壁の不陸を直し、壁が平らになるよう調整してから焼板を張っていきます。

 

 

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壁以外にも建物はいろいろな木材で構築されています。

屋根を支える垂木や破風、軒天、木製窓枠や雨戸、戸袋に手摺など外部に露出しているところは木部塗装としてキシラデコール塗装を施しました。

このキシラデコールは防腐防虫の効果が優れており、また塗装後の木肌、木目が綺麗に出るため当社ではよく使っております。

 

 

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正面玄関側は一部モルタル外壁のため、水性シリコン系塗料で仕上げました。

 

 

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大屋根はこのように生まれ変わりました。

 

 

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屋根 壁と2ヶ月に及ぶ外装改修工事となりました。

S様には長期に渡る工事で大変なご不便をお掛けしましたが仕上がりにはご満足いただけました。

 

この度は大切なお家の工事をお任せいただきまして誠にありがとうございました。

西京区 G様邸屋根改修葺替え工事


西京区在住のG様より、屋根改修葺替え工事をご依頼いただきました。

こちらのお屋根は前回の施工事例でご紹介させていただいた同じく西京区在住のM様邸と同様の屋根材ニチハパミールが葺かれてありました。

 

 

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この屋根材に関する特徴的な記述は、前回のM様邸の記事と重複してしまいますのでここでは割愛させていただきます。(品質の問題点やメーカーの対応など)

こちらG様邸では、この屋根材を撤去し陶器平板瓦で葺替えを行う事にしました。

屋根材は多様な種類が有り、素材や形状などにより性能や意匠性が大きく異なります。

陶器平板瓦とは、粘土を高温で焼き締めた比較的重い瓦となりますが、釉薬を塗りおよそ1100度の高温で焼くため表面がガラス質の被膜で覆われ変色や変質がしにくくなります。

そのためメンテナンスによるランニングコストは他の屋根材に比べますと低く抑えられる事が出来ます。断熱性にも優れ、地震や台風にも強い事が立証されています。

また薄物化粧スレート瓦には無い重厚感のある外観を気に入っていただけましたので新しく葺く屋根材は陶器平板瓦を採用しました。

 

 

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まずは既存屋根材を撤去します。

下葺き材が現れました。

この下葺き材は通称アスファルトルーフィング940と呼ばれる規格の製品で廉価なため新築によく使用されています。コストダウンのためです。

当社が使用する改良ゴムアスファルトルーフィングに比べますと、経年劣化が早く長期に及ぶ二次防水性能が期待出来ません。

 

 

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既存下葺き材を撤去し、改良ゴムアスファルトルーフィングを敷き専用ステプラーで留め付けていきます。

 

 

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この陶器平板瓦は瓦桟引っ掛け工法という工法で葺いていきます。

現在もっともポピュラーな瓦葺きの工法で、屋根に均等に割り付けたピッチで桟を打ち、そこに瓦の裏面にある突起物(おもに爪状のもの)を引っ掛け、ステンレス製スクリュー釘で留め付けます。

そのため地震台風に強いのです。

一昨年の大阪北部地震や台風21号の暴風で多くの家屋の屋根に甚大な被害が出ました。

その多くが土葺き瓦屋根と記憶しております。

その教訓もあるのでしょうか、現在次々とそのような屋根は葺替えが進められています。

 

 

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瓦を葺く前にいろいろな役物を取り付けていきます。

例えば上の写真のように、屋根の両サイド(妻側 けらばなどと呼んでいます)には瓦を固定する桟木やこぼれた雨水を拾う板金などを取り付けます。

 

 

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瓦を葺く準備が出来てから瓦を屋根に上げます。

 

 

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軒先から瓦を葺いていきます。

右の写真は軒先の瓦を特殊な形状の釘で留め付けた写真です。

軒先が一番風の影響を受けるため、瓦が風により吹き上げられ捲り上がるのをこの釘で防ぎます。

 

 

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瓦を桟に引っ掛けて棟まで葺き上げます。

ここは落ち屋根と呼んでいる箇所となります。

 

 

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落ち屋根には写真のような壁との取り合いが発生します。

ここには水切りを取り付けなければなりません。

木下地を入れて板金を被せます。

これが水切りと呼ばれるものとなります。

 

 

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大屋根の広い面も同様に棟まで瓦を葺き上げます。

 

 

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地瓦(平面に葺く瓦)を葺き終えれば袖瓦を取り付けていきます。

先程屋根の端部に取り付けた桟にビスで固定していきます。

 

 

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地瓦を屋根の両面から棟に向かって葺き上げると棟瓦を取り付けるための桟木をあらかじめ屋根に仕込んでおいた受け金物に乗せ、ビスで固定します。

 

 

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取り付けた桟木を包むように南蛮漆喰を塗りつけていきます。

この南蛮漆喰はセメントモルタルのように硬化します。

耐水性、撥水性に優れ、瓦の切断部からの雨水の侵入を防ぎます。

この後棟瓦を被せて施工完了となります。

 

 

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大屋根が完成しました。

使用した瓦は鶴弥スーパートライ110 タイプⅢという商品です。

日本の瓦三大産地である三州瓦(愛知県)のメーカーで、業界でもシェア率を誇る有数のトップメーカーです。

この瓦の特徴はその形状にあります。

平板瓦に有りながら、瓦の両サイドに設けた丸みのある窪みが伝統的な日本瓦を彷彿させて意匠性を高めています。

それでいて洋風な建物との相性も良く、瓦の色を変える事により多様な建築物に使用出来ます。

今回は銀鱗という色を採用しました。

いわゆる銀黒ですが、日照によりいぶし銀に見えたり黒に見えたりと表情を変えてくれます。

非常に趣のある瓦と言えます。

 

 

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引き続き下屋根を施工します。

この下屋根には下のLDKの採光のため、アルミ製の天窓が設置してありました。

この天窓から雨漏りしており、今回の葺替え工事のご依頼はこの雨漏りが発端となりました。

 

 

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木枠の角に雨漏りの痕跡が残っています。

 

 

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天窓は撤去する事にしました。

理由は採光により夏場の室内温度の上昇が著しく、また下に置いてある家具や物が日焼けを起こしてしまうこと、取り替えたとしても今後も経年劣化などによりまた雨漏りのリスクが残ってしまうことなどでした。

現在築年数20年を超える天窓を設置した屋根の雨漏りが急増しております。

多くは天窓のシール部やパッキン部であり、また施工当時に打設されたシーリングの劣化により天窓廻りの板金部からの雨漏りも多く見受けられます。

お客様の約7割の方は「塞いで欲しい」とおっしゃいます。

残りの3割の方は採光のためやむなくといった感じです。

当社ではやむを得ない場合を除きまして出来る限り撤去をお勧めしております。

 

 

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撤去にあたり、室内側の補修が必要となります。

上の写真のように木枠を入れて断熱材を敷き、石膏ボードで塞ぎます。

後は既存に合うクロスで仕上げます。

 

 

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天窓を撤去した後は構造用合板を張り、ゴムアスファルトルーフィングを敷きます。

後は大屋根と同じ手順で作業を進めます。

 

 

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瓦を葺き上げると二方向に壁があるため、水切りの下地を取り付けます。

 

 

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板金水切りを取り付け、壁際にシーリングを打設すれば完成です。

天窓跡は瓦を葺く事で雨漏りのリスクは無くなりました。

また外観もスッキリとした印象になりました。

 

 

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工事が終わりました。

やはり屋根に重厚感がでて落ち着きのある佇まいです。

G様邸における屋根のメンテナンスはもうこれで今後必要無くなります。

 

最後にG様、大切な屋根の工事を弊社にお任せいただき誠にありがとうございました。

 

西京区 M様邸 カバー工法による屋根葺替え工事


西京区にお住まいのM様より、カバー工法による屋根葺替え工事をご依頼いただきました。

現在葺かれている屋根材は薄物化粧スレート瓦でニチハと言うメーカーのパミールと言う製品です。

下の写真をご覧戴くと黒い屋根材の端々が白く見える所があります。

これは屋根材の層間剥離という表層からめくれていく現象が発生しているところです。

アスベストが建材に使用禁止になった時、屋根材のメーカーからはこの薄物化粧スレート瓦の製造から撤退するメーカーと、代用材を混入して製造を続けるメーカーとに分かれました。

軽くて強度のあるアスベストが使用出来ない事で、屋根材としての強度や性能が維持出来ないと判断したメーカーは撤退し、ニチハは代用材で製造を続ける事にしたのでした。

欠陥品との声がある中、ニチハは経年劣化と主張しております。

いずれにせよ新築引き渡し後十年を超えると瑕疵担保責任は問えなくなります。

所有またはお住まいになられてる方でメンテナンスをしていただく事となりますが、層間剥離が起こると経年劣化は加速的に進行しますので少しでも早いメンテナンス工事が必要となります。

 

 

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工事は直張りによるカバー工法で断熱材付横葺き金属瓦 アイジー工業(株)スーパーガルテクトを採用しました。

直張りとは、既存屋根材を撤去せずに直接新しい屋根材を上から重ねて葺く工法です。

既存屋根材の撤去費用や処分費の削減や、それによる工期の短縮など様々なメリットがあり、現在薄物化粧スレート瓦の葺替えにおいてもっともポピュラーな工法となりました。

 

 

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まず屋根に防水シートとなるゴムアスファルトルーフィングを敷いて、ずり落ちないよう留め付けていきます。

その前に屋根面が平らになるよう板金や木下地は除去します。

 

 

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屋根材を葺いていきます。

突起物が見えますが、これは雪止めです。

 

 

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屋根材を葺き進めていき、換気棟を設置するための開口を設けます。

換気棟とは、屋根裏の空間の空気を循環させ自然換気により開口部から熱せられた空気を排出するシステムで、夏場の室温上昇の抑制をはかります。

開口部には、雨漏り防止のための水切りを取り付けます。(写真右)

 

 

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木下地を取り付けた後は防水シートで覆います。

開口部も工事中の雨漏りを避けるため、一旦覆ってしまいます。

 

 

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屋根材を頂上まで葺き上げ、防水エプトシーラーを張ります。

棟際に見える黒い帯状の物で、雨水の逆流を防ぐ物です。

 

 

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開口部を覆っていた防水シートを切り取り、雨漏り防止の水切りを取り付けます。

このように幾重にも水切りを取り付けるなど、防水処置を施すため雨漏りは発生しません。

 

 

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屋根はその建物の設計によりいろいろな形状をしており、このような段差のある屋根を落ち屋根と呼びます。

 

 

 

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この落ち屋根は反対方向からの屋根とぶつかる棟部が屋根の途中で出来るため雨漏り防止の処置が必要となり、技術を要する所になります。

勿論見栄え良く仕上げる事も必要です。

 

 

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このように美しく仕上がりました。

 

 

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大屋根も最後に棟を被せて完成です。

 

 

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金属瓦に施された特殊な縮み塗装が、日光に美しく映えます。

 

 

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正面の庇にはもう一回り厚みのあるスレート瓦が葺かれてありました。

ここは撤去して葺き直した方が綺麗に納まるため瓦を捲ります。

 

 

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既存の野地の状態にします。

 

 

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この上にゴムアスファルトルーフィングを敷き、板金役物を取り付けます。

 

 

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金属瓦を葺き、壁際を仕上げます。

 

 

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正面右側に庇があります。

そこの葺替えをしました。

 

 

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建物の裏には三面の下屋根があります。

この部分はカバー工法で葺替えをしました。

 

 

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壁際の不要な板金や木下地を撤去し、ゴムアスファルトルーフィング、新しい板金役物を取り付けます。

 

 

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金属瓦を葺き、壁水切りを取り付け、壁際にシーリングを打ちます。

 

 

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下屋根の葺替えも全て終わり、工事が完了しました。

リフォームでの葺替え工事はベランダやエアコン室外機などの設置物が多く、また狭所が多いためいろいろと工夫をしながら工事を進めていきます。

雨仕舞いは勿論の事、美しく仕上げる事が大事です。

その点がリフォーム工事における屋根工事の醍醐味だと私たちは考えます。

 

最後になりましたが、M様 この度は屋根工事をお任せいただきまして誠にありがとうございました。

京都府八幡市 N様邸内装リノベーション工事


 

京都府八幡市在住のN様より、和室二室と縁側廊下、リビングとリノベーションしたお部屋と往き来が出来るよう間仕切りに開口を設けるなどの内装リノベーション工事のご依頼をいただきました。

 

N様邸におかれましては、6年前に母屋の屋根葺替え工事・外壁塗装工事などをさせていただいており、今回二度目の大掛かりな内装工事をお任せいただきました。

余談となりますが、当時お任せいただいた工事は、弊社が初めてホームページを立ち上げ、ご掲載させていただいた施工実績ブログの一番最初でご紹介させていただいております。

 

 

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左の写真がリノベーションしたお部屋の工事前です。

天井が低くとても圧迫感があるためどうにか出来ないか、また和室をフローリング床の洋室にして明るい部屋にしたいとのご要望でした。

既存の天井板を撤去すると、すぐ梁が出てきました。

梁は取り外す事が出来ません。

なので梁を石膏ボードで包み、梁型として露出させることにしました。

こうする事により梁型以外はいくらかは上に上げる事が出来ました。

僅かなことですがこれで以前感じられた圧迫感は相当軽減されました。

 

 

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このように仕上がりました。

梁型を木目調シートで包むことで立体感が出て更に高く感じられます。

また木目の持つ暖かい雰囲気と洗練されたスタイリッシュな空間を併せ持つ素敵なお部屋に生まれ変わりました。

 

 

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実はこのお部屋はお仏間でした。

このリフォームを機に、お仏壇は違うお部屋に移される事になり、床の間と押し入れをオープンウオーキングクローゼットに造り変えました。

 

 

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床の間、仏間、押し入れと並んであったスペースを各間仕切りを撤去し、一つの空間としました。

正面真中に壁を造り、エアコン室内機を掛けられるようにし、壁の裏は往き来が出来るのでウオーキングクローゼットとして使えます。

 

 

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お仏間のあった和室がこのように生まれ変わりました。

機能的な収納スペースも出来、開口部にお洒落なカーテンをしつらえると、さながらブティックのフィッティングルームのようです。

 

 

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反対側から撮影するとこのような感じです。

壁は一面だけクロスの柄・色替えを行いました。

アクセントとなり、空間が引き締まりました。

 

 

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和室二室と外を隔てる縁側廊下も天井が低く、このようにエアコンの配管が通ってあったり、また室内が塗り壁の綿壁であって埃が多くお掃除に苦労されておられました。

 

 

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真壁であった室内壁は全て大壁とし、クロスで仕上げました。

真壁とは柱等が化粧で露出する壁で、大壁とは柱等を隠蔽して仕上げる壁の事を言います。

古い押し入れの開き戸は撤去し、新しくします。

 

 

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縁側廊下の天井も和室同様、梁が通っておりました。

ここも同じく梁型を見せる仕上げにします。

 

 

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縁側廊下の天井梁型はクロス仕上げとしました。

天井を明るく見せるためと、室内とは違うアクセントをつけるためです。

 

 

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室内照明を灯すとこんなにも明るいです。

 

 

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以前の和室から縁側廊下への引き戸の写真です。

格子にガラスが嵌め込んであるよくある建具ですが、近年は地震や巨大台風でこれらのガラスが割れて飛散し、避難経路の障害となる事を危惧されています。

最近ではガラスを使用せずアクリル板を使います。

これもいざと言うときへの備えとなります。

 

 

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今回の工事ではこうした開口部の出入り口はアウトセットの建具を採用しました。

有効開口幅を大きく取ることが出来ます。

 

 

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こちらは縁側廊下の反対側にあたる突き当たり部です。

 

 

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奥にガラス引き戸がありましたが、もう使用されないとのことで塞ぐこととなりました。

 

 

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このように仕上がりました。

 

 

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もう一室はこの正面の壁に開口を設け、裏にあるリビングと往き来できるようにしました。

 

 

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開口を設けた後に使っておられなかったガラス引き戸をこちらに移設しました。

縁側からこの部屋を通してリビングに多く採光を得るためです。

 

 

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このお部屋も仕上がりました。

 

 

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この工事で真壁から大壁にするにあたってサッシを二重にする事にしました。

こうする事で、断熱性能が上がりまた遮音性能も高まります。

室内側から取り付けるので外壁側に工事の必要が無く、費用対効果は抜群です。

これだけの事で家の性能はグッと上がります。

 

 

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リビングから外にむけて撮りました。

アウトセットの引き戸を全開に開くと縁側からの日光がたっぷり採れます。

前回の工事に引き続き、内装リノベーション工事の仕上がりにはN様に大変気に入っていただき、喜んでいただきました。

 

弊社は外装工事が得意な会社と皆様には認知していただいておりますが、このような内装リノベーション工事や、水廻り工事も得意としております。

一級建築施工管理技士の資格保有者がきちんと施工管理を務め、品質の高い工事を提供させていただきます。

 

最後にN様 工事をお任せいただきまして誠にありがとうございました。

中京区 S様邸 雨漏り修繕外装改修工事 屋根・塗装・防水工事編


中京区S様邸においてやらせていただいた外装改修工事の屋根工事・外壁塗装・防水工事を引き続きご紹介したいと思います。

 

 

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工事着手前の写真です。

棟板金は赤く錆び、薄物化粧スレート瓦は表面塗装が劣化してスレート生地が露出し始めています。

 

 

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この建物は切妻屋根の建物と片流れ屋根の建物とで構築されています。

この事により屋根同士が交差しており、雨漏りのリスクが高いと言えます。

こういった箇所は水を熟知した職人でなければ納める事が出来ません。

まさに技術力を問われる所です。

この付近からも雨漏りしておりました。

 

 

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このようにシーリングがコテコテに塗られており、中がどういった施工がなされているのかわかりません。

 

 

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屋根の解体工事が始まりました。

最近では特にこういった薄物化粧スレート瓦の葺替えにおいてはカバー工法が主流になっております。

カバー工法のメリットとして既存屋根の解体の費用軽減・廃材の処分費の軽減・解体に要する工期の短縮などさまざまあります。

ただお客様によっては、アスベストを含有する屋根材を建物内にとどめておく事に抵抗を感じられる方もおられます。

そういった場合は完全に撤去して葺替えをします。

 

 

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既存のルーフィングも剥がします。

 

 

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剥がした野地の上に新しくゴムアスファルトルーフィングを張ります。

従来のルーフィングに比べて、耐久性や釘穴シール性が高いのが特徴です。

 

 

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屋根を葺く材料には役物と言われる各箇所に取り付ける専用の部材があります。

上左の写真は屋根の端に取り付けるけらば水切りといい、上右の写真は換気棟といわれる屋根裏の自然換気を行う部材の取り付けの為の開口部を設けた写真となります。

 

 

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換気孔の廻りに棟取り付けのための木下地をビスで留め付けていきます。

 

 

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本体の留め付けです。

垂木の上に墨を打ち、その線上に長めのステンレス製ビスで留め付けていきます。

そうする事により、強固に野地板に緊結できます。

 

 

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この屋根工事において最も重要な部位の施工に取り掛かります。

異なる屋根の向きが交差して接合している箇所で最も技術を要する所です。

水の流れを読み、導いていきます。

こういった所はいわゆる施工マニュアルはなく、職人の技術、創造力、センス、経験値で納めていきます。

 

 

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難関をクリアして更に葺き進めていきます。

 

 

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換気孔に雨水が流入しないよう、水切りを取り付けます。

屋根の頂上に開口を設けるのですが、当然雨水が流入しないように設計されています。

弊社におきましても過去に漏水事故はゼロであります。

 

 

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最後に換気棟本体を取り付けて、完成です。

 

 

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雨仕舞いの難しいところも綺麗に納まりました。

 

 

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違う角度から見た写真です。

 

 

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こちらは平部の完成写真です。

 

 

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切妻屋根部の仕上がり写真です。

 

 

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雨樋も全て取り替えました。

 

 

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 勿論 縦樋も新調です。

 

 

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ここは庇となる所です。

新しい板金を被せました。

また既存の壁は磁器タイル張り壁を除く全ての面を水性セラミックシリコン系塗料で塗り替えをしました。

 

 

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外壁塗装をする前の写真ですが、ここのサイディングボードの継ぎ目のシールも経年劣化により破断しております。

黒く見えるのは、サイディングボードの木口の影で雨水が入っていけます。

真下にはアルミサッシ窓があります。

こういった例では室内の窓枠の上の方から雨が壁を叩きつけるように降った日はポタポタと落ちてきたなんて事はよく聞くことがあります。

 

 

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今回の工事では外装からの雨漏りの修理、またはそれ以外のところも全てメンテナンスさせていただきました。

ALC壁を塗装する前にサッシ廻りのシーリングの打ち替え、ALC壁パネルのジョイント部のシーリングの増し打ちを行います。

サッシ廻りのシーリングは当然の事ながら経年劣化をしており、打ち替えを必要とします。

塗装をする前に打ち替えを行えば、上からの塗膜が保護層となりシーリング剤の寿命を延ばす事が出来ます。

 

 

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マスキングテープで養生をして壁とアルミサッシと打設するシーリング剤の密着性を高めるための専用プライマーを塗り、コーキングガンでシーリング剤を打設します。

 

 

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専用のヘラで均一に延ばし、マスキングテープを剥がせば綺麗に仕上がります。

 

 

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既存の窯業系サイディングボード鎧張り壁で、雨漏りが発生してなかったところはALC壁と同様に水性セラミックシリコン系塗料で外壁塗装を施します。

こちらもサイディングボードのジョイント部やサッシ廻りのシーリングは打ち替える事になります。

カッターナイフ等で既存のシーリングを切り取ります。

 

 

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 前記と同様の手順で作業を進めます。

 

 

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このような箇所は大きく太くシーリング剤を盛るため施工者の技術が仕上がりに大きく作用します。

 

 

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ALC壁パネルのジョイント部は高圧洗浄で壁の汚れを洗い流した後に専用プライマーを塗布した後、シーリング剤を打設します。

高圧洗浄でジョイント部に堆積した汚れを落とした後にシーリング剤を打設する事がポイントです。

 

 

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ジョイント部の窪みを埋めるように均一に延ばしていきます。

 

 

 

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三階のバルコニーの床も床防水を施します。

エアコン室外機などは一旦撤去し、清掃後下地処理としてカチオンモルタルを塗布します。

これは下地プライマーの密着性を高めるための手法となります。

 

 

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カチオンモルタルが乾けば下地プライマーを塗布します。

 

 

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全体にプライマーを塗布し、乾けばウレタン防水剤の主剤を均一に塗布していきます。

 

 

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ウレタン防水の主剤は二回塗布します。

 

 

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最後に表面保護層となるトップコートを塗布します。

このトップコートは約五年毎に塗り替えが防水材製造メーカーより推奨されています。

現実に約五年毎に塗り替えをされる方はあまりいらっしゃいませんが、せめて十年以内にメンテナンスとしてトップコートの塗り替えをしていただきますと防水性能を維持し、しいては建築物の長寿化に貢献出来ると考えます。

 

 

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磁器質タイル張り壁は高圧洗浄を施し、シーリング打設部の打ち替えを行います。

基本的に磁器質タイルには塗装は施しません。

焼き物である磁器質タイルはそもそも変色が少なく、また塗料との密着性が悪く塗装の際は特殊な下地処理が必要とされます。

高圧洗浄で汚れを落として充分に綺麗になりますので、お勧めはしておりません。

時々クリアーコーティング塗装を望まれるお客様もお見えになられますが、稀なケースと言えるでしょう。

 

 

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高圧洗浄とシーリング打ち替えで綺麗になりました。

今回、S様邸の外装改修工事におきましては長期に渡る工期と相応の費用をいただき、また躯体、構造体の補強工事ではさまざまな制約のあるなか、大工をはじめ各職工が工夫をこらしてS様には大変ご満足いただける工事がご提供出来たと自負しております。

小さな工事をおろそかにする訳ではありませんが、難易度の高い工事はやはり竣工時の達成感が格別です。

S様 この度は弊社に工事をお任せいただきまして誠にありがとうございました。

中京区 S様邸 雨漏り修繕外装改修工事 外壁編


中京区にお住まいのS様より雨漏りで困っておられる旨のご連絡をいただき、お伺い致しました。

いろいろと調査を進めていくにつれ、大変な事になっていることが判明しました。

 

 

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    before         after

 

上はいわゆるビフォーアフターの写真となり、一見すればただ単に外装を一新した工事を行ったように見受けられます。

実際には雨漏りにより大変な被害を被っており、木部の構造体に深刻なダメージを受けていました。

 

 

~外壁雨漏り修繕編~

 

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ここが一番問題になっていた所です。

窯業系サイディングボードの鎧張りと言われる工法で外壁が構築されていました。

 

 

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この角(サイディングボードのコーナー)に一番の問題がありました。

アップの写真をご覧戴くと、ボードとコーナー役物のジョイント部に打たれているシーリング部が破断しております。

そして最悪なことに木部の構造体とサイディングボードの間に防水シートの施工がなされていませんでした。

サイディングボードとサイディングボードの継ぎ手やコーナー役物とのジョイント部は、シーリング剤を打設して雨水の侵入を防ぎます。

しかしながらシーリング剤は経年劣化でいずれこのように破断します。

防水シートが張られていれば、たとえシーリングの破断部から雨水が侵入しても防水シートを伝って下まで流れ落ち、最終的には外部へ排出されます。

木部の構造体の腐蝕を防ぐことが出来ます。

かといってそのまま放っておいてもいいと言うことではありませんが、、、

このように時々防水シートが張られずに雨漏りし、深刻なダメージを受けた建物を見ることがあります。

住宅密集地で隣との隙間がなく、内張り工法でサイディングボードを張る場合などは防水シートを張ると施工がしにくくなるため嫌がる職人もいます。

張ろうと思えばどのようにでも張れるものですので、建築物はいかに施工者のモチベーションやスキルに性能や仕上がりが左右されるものかと改めて痛感しました。

施主様は建設会社や工務店を信用して工事を託す訳ですから各職工に対する施工管理がいかに重要であるかが伺えます。

 

 

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サイディングボードを撤去しました。

想像以上でした。

柱や梁は3階まで蟻害にみまわれていました。

シロアリによる被害です。

通常シロアリは自身の体液を分泌して木を食べていきます。

その限界値は高さ1m80cm程度と言われていますが、木に水分が多く含まれていますとその限りではありません。

その含まれた水分でいくらでも食い上がっていきます。

これが雨漏りとシロアリによる蟻害の関連性となります。

 

 

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こちらは室内の写真となります。

和室ですので畳敷きですが、畳を捲りますと大きな蟻害の痕跡が確認されました。

この場所には棚が据えられていたため気付かれなかったそうです。

 

 

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畳の裏側もボロボロです。

 

 

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既存の土台が蟻害と雨漏りによる腐食でボロボロでした。

通し柱も蟻害と腐食が進行しておりましたが、柱の芯は十分に残っていました。

土台と通し柱を取り替えるのは費用・工期ともに大変なものになりますので、既存の基礎の横にもう一つ基礎を設置して新たな土台と柱を据えて、室内側にも同じように柱と梁を据えて傷んだ柱を抱き合わせて挟み込む工法を採用しました。

上の写真はその基礎のアンカーと配筋の写真となります。

 

 

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コンクリートを流し込む型枠を設置します。

 

 

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コンクリートが十分に固まれば型枠を外します。

 

 

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新しい土台を据えたら、通し柱を二本建てます。

室内側に建てた柱と挟み込んで金物を通し、ボルトで緊結します。

 

 

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基礎廻りです。

さまざまな金物を使用します。

 

 

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室内側から撮った写真で、写真をご覧戴くと大きな梁が見えます。

このように構造体を強化していきます。

 

 

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数多くのボルトにより、梁が取り付けられています。

この補強により以前にもまして強度が確保出来ました。

 

 

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外部にはサイディングボードを張る前に構造用合板を張ります。

耐力壁とするためです。

 

 

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構造用合板の上から、防水透湿シートを貼ります。

サイディングボードからの万が一の漏水に備えることと構造用合板を結露から守るためです。

 

 

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室内側も構造体強化の後の復旧を進めていきます。

断熱材を柱間に入れていきます。

 

 

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内壁にも構造用合板を張ります。

 

 

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こちらは通路にあたる所です。

こちらにも断熱材を差し込んでいきます。

 

 

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最後に石膏ボードを張り、選んでいただいたクロスを貼ってここは完成です。

 

 

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雨漏りが一番激しかった和室も内装工事が完了しました。

壁は手を入れていない部分に合わせて一番近い色の聚楽壁調クロスで仕上げました。

畳は一枚のみ新調しました。

一見すると、とてもあのような大工事が行われていたような形跡がありません。

 

 

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天井も天井板を新設しました。

 

 

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この雨漏りは一カ所ではありませんでした。

上の写真の右側の壁から別の雨漏りがありました。

 

 

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既存のサイディングボードを捲るとここにも雨漏りがありました。

ここの梁は構造上、取り替えが非常に困難です。

室内側の床と壁を一旦解体して内側から梁の補強をする事としました。

 

 

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雨漏りで腐食した部分は削り取り、埋め木を施し修復します。

 

 

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室内からの写真です。

既存フローリング床を切り取り、壁も柱を残し撤去しました。

そこへ梁を二本設置します。

梁の上に梁を載せてボルトで貫通させトルクをかけて締め付けます。

室内に梁の高さだけ段ができますが、強度を確保出来ます。

 

 

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載せた梁は柱ともボルトで接合します。

 

 

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もう一本梁を交差するように、既存の梁に抱き合わせます。

 

 

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二本の梁に下地を施します。

 

 

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下地の上に構造用合板を張ります。

雛壇の天場になると同時に更に強度が増します。

 

 

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室内で抱き合わせた梁の上部に床下地を施し、構造用合板でフローリング下地を造ります。

 

 

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壁を復旧していきます。

断熱材を差し込んでいきます。

 

 

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内装工事が完了しました。

壁はクロスで仕上げ、雛壇の天場には床と同じフローリングを張りました。

こうする事で一体感が出て、デザインされた空間のように思えます。

 

 

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フローリングは板目の向きを変えて全面新調しました。

 

 

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外壁には金属サイディングを採用しました。

縦胴縁を流し、通気層を確保します。

断熱効果を発揮します。

 

 

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隣接建物と距離が近いので各職工はいろいろと気を遣い作業を進めました。

 

 

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完成しました。

少し奥に見えるのが新設したサイディング壁です。

手前の壁とはアクセントをつけるために色を変えました。

次回は引き続き屋根の葺替え工事、外壁塗装などをご紹介したいと思います。

南区 U様邸 カラーベスト屋根カバー工法 葺替え工事


南区にお住まいのU様より、カラーベスト屋根カバー工法による屋根葺替え工事のご依頼を受け、施工させていただきました。

屋根材はアイジー工業スーパーガルテクトSシェイドブルーを採用しました。

深みのある綺麗な青で、外壁の色と見事にマッチングしました。

 

 

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    before          after

 

 

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    写真①         写真②         写真③

 

 

写真①②③

葺替え前の写真です。

屋根の勾配は6/10と急な傾斜になっております。

この傾斜が7/10となりますと立っている事が出来ません。

屋根足場が必要となります。

この屋根に葺かれている屋根材はカラーベストと呼ばれており、固有の商品名です。

正式名称は薄物化粧スレート瓦といいますが、過去には複数のメーカーがこれを生産しておりました。

現在はケイミュー株式会社のみが生産販売しております。

シェア独占率が高かったため、類似品も含めて幅広くカラーベストと呼ばれるようになりました。

この屋根材は経年劣化してくると表面が風化して粉がふいたような状態になり屋根に上がろうにも滑って歩けなくなります。

ここまでくると葺替えか屋根塗装と言ったメンテナンスが必要となります。

こちらの屋根は風化が始まる一歩手前と言ったところでした。

 

 

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    写真④         写真⑤

 

写真④⑤

既存の屋根材に直接ゴムアスファルトルーフィングを張ります。

下葺き材といって防水シートの役割を果たします。

これがカバー工法の最大の特徴で、既存屋根材の廃棄処分費を削減したり解体に伴う工期を短縮したり出来ます。

防水シートを張った後はこの上に直接屋根材を葺いていきます。

 

 

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    写真⑥         写真⑦

 

写真⑥⑦

こちらは棟換気を取り付けるための開口です。

弊社では屋根の葺替え工事の際に住宅性能を高める意味でリノベーションとして棟換気の導入をお勧めしております。

以前に屋根工事をさせていただいたお客様より別のリフォーム工事等のご相談をお受けしたときなど、棟換気導入後の体感的な効果などをお尋ねする事がありますが、概ねのお客様に効果を実感していただいております。

低費用で費用対効果が高いと思いますので、葺替え工事の際は是非ご検討ください。

 

 

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     写真⑧         写真⑨

 

写真⑧⑨

開口部に板金水切りを取り付けます。

万が一の屋根材からの屋根構面内への漏水に備えてです。

板金の壁を造り、開口部からの雨漏りを防ぎます。

 

 

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    写真⑩         写真⑪

 

写真⑩⑪

板金棟の木下地を打ち付けます。

その後ルーフィングで覆います。

 

 

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    写真⑫         写真⑬

 

写真⑫⑬

屋根材を軒先から棟に向かって葺き上げます。

 

 

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    写真⑭         写真⑮

 

写真⑭⑮

壁際の仕舞の写真です。

壁際は木下地を打ち付け、板金を被せます。

それにより壁際からの雨漏りを防ぎます。

 

 

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    写真⑯

 

棟板金の取り付けにかかります。

換気部の開口には専用の部材を取り付けます。

 

 

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    写真⑰

 

最後に換気孔のついた部材を被せます。

この孔から屋根小屋裏の空気が排出されます。

しかし雨水は侵入しない設計となっております。

 

 

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    写真⑱         写真⑲         写真⑳

 

 

写真⑱⑲⑳

大屋根の葺替えの完成です。

棟の突起物に見えるのが棟換気です。

美しく葺き上がりました。

 

 

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    写真㉑         写真㉒

 

写真㉑

次は下屋根に取り掛かります。

手順は大屋根と同じですが、屋根材を葺き上げていくと壁に突き付きます。

写真㉒

屋根は全てゴムアスファルトルーフィングを張ります。

 

 

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    写真㉓

 

屋根材を張り上げます。

 

 

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    写真㉔         写真㉕

 

写真㉔㉕

下屋根も完成しました。

最後に仕上がった屋根に着いた足跡を拭き取りU様にお引き渡しです。

京都市内は景観条例で細かく区分され、ブルーの屋根を葺ける所は少ないのですが久しぶりに手がけさせていただいて、屋根の色で意匠性がこんなにも変わるものかと改めて感じました。

最後にU様 この度は屋根工事をお任せいただきまして誠にありがとうございました。

中京区 I様邸 外装改修工事


中京区 I様より屋根葺替え工事と外壁改修工事をご依頼いただきました。

 

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        before                after

 

中京区の真ん中に位置し、京町家を改装したお洒落なレストランや和食店らが軒を列ねる通りにある京町家の離れの外装改修工事を手がけさせていただきました。

隣接する建物が取り壊されるタイミングで今までメンテナンスが行き届かなかった所を修繕する事になりました。

更地にはホテルか何か大きな建物が建つそうです。

建ってしまえばまたメンテナンスが出来なくなる可能性もあり、更地の間に竣工させなければなりません。

屋根は既存の鉄板屋根を剥がし、断熱材付軽量金属瓦で葺き直しました。

壁は鉄板波板を剥がし、窯業系サイディングボードを張り塗装を施しました。

 

 

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        before                after

 

真ん中の建物が今回施工させていただいた建物です。

両隣の建物も同じように今回修繕やメンテナンス工事をされていらっしゃいます。

 

 

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        写真①                写真②

 写真①

工事前の屋根です。

この様式を瓦棒葺きと呼びます 昔からある鉄板葺き屋根です。

写真②

鉄板を捲って12mm構造用合板を増し張りしました。

 

 

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        写真③                写真④

写真③

下葺き材は片面粘着層付ゴムアスファルトルーフィングを葺きました。

これはこの屋根が二寸五分勾配と緩く(この屋根材の使用可能範囲の最低限値)万が一の屋根材からの屋根内部への浸水に備えて、強力な釘穴シール性と野地構面に粘着して屋根全体を防水層を一体化させます。

写真④

金属瓦を葺いていきます。

瓦のジョイントには緩勾配用の捨て板をセットして葺き進めます。

 

 

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        写真⑤                 写真⑥

写真⑤

換気棟の為の開口を設けます。

これは屋根裏の熱された空気を外に排出させるための開口となります。

写真⑥

開口部の廻りを木下地で囲い、棟の下地を作っていきます。

 

 

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        写真⑦                写真⑧

写真⑦

開口部から雨が漏らないように板金水切りを取り付けていきます。

時々この部位からの雨漏りを心配されるお声をいただきますが、弊社では一千棟以上の換気棟取り付け実績(他屋根材での施工も含みます)の中で、一度の雨漏りもございません。

写真⑧

換気棟の取り付けが終わり、屋根が仕上がりました。

 

 

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        写真⑨

写真⑨

外壁改修工事に取り掛かります。

まずは既存鉄板波板を撤去しました。

 

 

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         写真⑪               写真⑫

写真⑪⑫

建物は時間が経つにつれて傾くことが多く見受けられます。

これは地盤の沈下によるものが多いのですが、基礎から直す事は現実的には不可能な場合が多いです。

意匠性を保つため、木下地で鉛直精度を確保して構造用合板を建て込んでいきます。

 

 

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        写真⑬               写真⑭

写真⑬

構造用合板の上に防水透湿シートを張り、縦に胴縁を流します。

今、最もポピュラーな外断熱工法です。

シートと外壁材の間に空気層を作り、空気を循環させます。

写真⑭

外壁材は無塗装の窯業系サイディングボードを採用しました。

縦に張っていきます。

無塗装のサイディングボードにしたのには理由があります。

外壁サイディングボードには塗装済みや柄入りやタイル調の意匠性の高いボードと張ってから塗装を施す無塗装のものがあります。

いずれのボードもサイディングボード同士のジョイント部にはシーリング剤を充填します。

現在のシーリング剤は高耐候のものが多くありますが、サイディング外壁の経年劣化で一番最初にダメージが見受けられるのが、このシーリング剤を充填したジョイント部でひび割れや破断された状態を確認する事が多いです。

塗装済みや柄入り、タイル調のボードの上から、更に塗装をする事は通常ありません(新調の場合)外壁色に近い色調のシーリング剤を充填します。

そこでこのシーリング充填部の耐用年数を引き延ばす為に、高耐候シーリング剤の上に高耐候性塗装を施します。

シーリング剤には塗料が乗るタイプと乗らないタイプがありますので、乗るタイプを充填して、サイディングボードごと塗装をかける訳です。そうする事によりジョイント部の経年劣化を遅らせる効果があります。

勿論意匠性を重視した場合、化粧ボードを採用する事も多いため、選択肢の一つとなりますが。

今回はこの更地に建物が建ってしまった後、メンテナンスが出来なくなる可能性があったためこの工法を採用しました。

 

 

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                      写真⑮

写真⑮

張り出しの写真です。

縦張りで2スパンに分けて張っていきます。

 

 

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        写真⑯

写真⑯

壁を張り、軒天 鼻隠しも同じサイディングを張りました。

写真には写っていませんが、軒天と鼻隠しの取り合い部に通気口を設けました。

この後塗装の工程に入っていきます。

 

 

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                         写真⑰                写真⑱

写真⑰⑱

外壁塗装の工法は小粒のボンタイル吹き付けの上に超低汚染・超耐久型水性塗料エスケー化研水性セラタイトF(フッ素樹脂塗料)を採用しました。

この塗料は水性仕上塗材の最高グレードで汚れにくく、耐久性の高い塗膜を形成して長期に渡り壁面を保護します。

建物が隣接してしまいますと、次どの様に外壁をメンテナンス出来るのかわからなくなってしまうため少しでも長持ちする塗材で、とのI様のご要望があり採用しました。

 

 

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    写真⑲

写真⑲

外壁工事が完了しました。

 

 

次に工程は戻りますが、外壁地中防水工事の施工例をご紹介します。

 

 

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        写真⑳               写真㉑

 

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        写真㉒                写真㉓

 

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写真⑳㉑

この建物は基礎がブロック積みとなっており、また一階の床が外部地面より低い位置になるため地中の水がブロック基礎を浸透すれば室内に被害を及ぼします。

また目に見える被害が確認されなくても、地中の湿気や水分が建物に及ぼす悪影響は否めません。

シロアリによる被害も懸念されます。

そこで一度ブロック基礎のベースまで掘削をして、地中壁に防水層を設ける事にしました。

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掘削をして出現した壁面にアスファルト防水の下地処理として、カチオンモルタルを塗布します。

壁面と防水材との密着性を高めるためです。

 

 

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       写真㉕

写真㉕

今回防水塗材として採用したガスファルトです。

この製品はゴムとアスファルトを主原料とした塗膜防水材で、モルタルやコンクリートに強力に接着し、シームレスな防水層を形成します。

また火気や溶剤を使用しないため安全に施工が出来、刷毛塗りやローラー塗りで施工性に優れています。

専用プライマーと主剤でセットとなります。

 

 

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       写真㉖                 写真㉗

写真㉖㉗

カチオンモルタルが完全に乾燥したらローラーで専用プライマーを塗布します。

 

 

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        写真㉘               写真㉙

写真㉘㉙

下塗りしたプライマーの乾燥後、主剤を塗布します。

 

 

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       写真㉚                 写真㉛

写真㉚㉛

主剤塗りの乾燥後、更にセメントモルタルを塗布します。

セメントモルタルの下に防水層を形成したわけです。

十分モルタルを乾燥させたあと土を埋戻します。

表面には砕石を敷き水捌け良くします。

 

 

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       写真㉜

写真㉜

工事が全て完了しました。

今回は隣接する建物の解体にあたり良いメンテナンス工事をさせていただきました。

こういう事を行うことで建物の余命を延ばし資産価値を高めていきます。

地震や甚大な被害を及ぼす台風などに備える意味でも外装のメンテナンス工事は重要な事と言えるでしょう。

 

最後にI様 この度は工事をご依頼いただきまして誠にありがとうございました。

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