2015年8月の一覧

亀岡市K様平屋屋根葺き替え工事

亀岡市K様より平屋屋根葺き替え工事をご依頼頂きました。

築年数不明ですが瓦棒葺きと呼ばれる板金屋根で、古くからスタンダードな屋根材です。

 

 

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全体的に赤錆に覆われて、このままだといずれ穴が開きだします。

 

 

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屋根を撤去後、既存下地の上に12mm構造用合板を増し貼りしてアスファルトルーフィングを下葺きします。

 

 

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新しい屋根を葺きます。

これは撤去した瓦棒と同じものですが、大きな違いとして縦桟を使用しません。

どちらも縦に棒状の突起がありますが、このタイプは嵌合式立平葺きという木材を使わないもので、近年新築、リフォーム、葺き替えなどにおいて、ほとんどがこのタイプに取ってかわりました。見た目にもシャープな印象で、古い瓦棒屋根の葺き替えに一番のおススメです。

 

K様 ご依頼いただき誠に有難うございました。

中京区W様邸屋根葺き替え工事


中京区W様より屋根葺き替え工事をご依頼頂きました。

京都市の耐震改修工事助成金制度を使った工事となりました。W様邸は古京町屋で伝統構法で建てられているため、助成金の受給資格を満たしています。

また雨漏りもしていたため早急に修繕する必要がありましたので、葺き替えをさせていただく事になりました。

 

 

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着工前です。

所々瓦が差し替えてありました。また瓦にラバーロック工法としてシーリングが塗付されています。

ほとんどの瓦は80年以上も前のものです。やはりいぶし日本瓦は寿命が長いといえます。

ただし、葺き土は違って経年劣化により表面が砂状になっていきます。葺き土は瓦と野地(木下地)との接着を担っていますので、砂状になっていきますと瓦にズレが生じてきます。一度瓦と土が剥離してズレますと、瓦を突き上げて元に戻してもまた瓦の自重で下がってきます。そのためラバーロック工法として、瓦にシーリングを打ち、固定するという工法がありますが、このシーリングを打つポイントを間違えますと、雨漏りを引き起こします。W様邸の場合もそれに由来する雨漏りが確認されました。

十数年前にこのラバーロック工法によるぼったくり商法が世間を騒がせ、今は影を潜めておりますが、当時職人とはいえない様な者が屋根に上がり、法外な料金を請求していました。この工法も水と瓦を熟知したプロが行えば問題は無いのですが…

いずれにしましても葺き土が寿命の場合は、土を葺き直し瓦を葺くか、違う屋根材で葺き替えるかなのですが、弊社では築年数が経った建物は特に屋根構面が脆弱な場合が多いので、構造用合板で構面強化して、軽量瓦での葺き替えをご提案しております。

京都市の助成金制度も弊社の提案とマッチングしていますので、制度を利用しての葺き替えをさせていただくことになりました。

 

 

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 瓦を捲りますと葺き土の表面が砂の様に流れていきます。80年以上瓦を支えた土です。

お役目ご苦労様でした。

 

 

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 葺き土を撤去しますと、杉皮、トントン、野地板と木下地が表れてきます。

この杉皮と、薄木板であるトントンを撤去します。

 

 

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 野地板が表れました。

実に細く、薄い板です。昔の瓦葺きは幾重にも材木を重ね、土を乗せる事で屋根構面を構築していました。

 

 

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 既存野地の不陸を直しながら、下地桟を打ち付けます。

 

 

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 構造用合板12mmを貼ります 屋根構面強化は必須です。

 

 

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 ゴムアスファルトルーフィングと言う下葺き材を敷きます。

これは屋根内部の結露や僅かに侵入した雨水を野地板から防ぐ防水シートです。釘穴のシール性に優れており、最近では主流の下葺き材です。

 

 

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隣接する屋根の間に板金をいれます。その他の屋根材の役物を取り付けていきます。

 

 

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金属瓦を葺きます。

今回は新東かわらSⅡという屋根材で施工しました。

 

 

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工事完了です。

瓦の波状が大きいため、重厚感があり、色も落ち着きのあるグレー色で和風住宅によく合います。

W様 この度はご依頼頂きまして誠に有難うございました。

 

上京区O様邸京町屋離れ平屋改築工事


O様より離れ平屋の改築工事をご依頼いただきました。

上京区の戦前築の京町屋の奥にあります離れを改築させていただきました。

老朽化が激しく、慎重に工事を進めていきます。

 

 

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屋根の状態が悪く、雨漏り防止のブルーシートが掛けてあります。

 

 

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屋根は丸太梁を残して全て取り払いました。

母屋 垂木を設置します。

 

 

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構造用合板12mmを貼り、屋根の下地が完成しました。

その上にゴムアスファルトルーフィングを敷きます。

 

 

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屋根構面が完成後、全ての壁を撤去し柱だけの状態にします。

土台もほとんど入れ替えました。

 

 

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屋根を仕上げます。ガルバリウム鋼板の立平葺きです。

 

 

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屋根完成後、外壁を9mm構造用合板にて耐力壁とし、サッシをいれます。

 

 

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内壁も9mm構造用合板を貼り、天井下地を造ります。

 

 

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壁に断熱材を入れます。

 

 

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合板の上に防水透湿シートを貼り、サイディング壁を貼る準備をします。

 

 

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完成しました。

後は雨樋を取り付け、室内に畳を入れるだけです。

改築前は取り壊しも考えておられましたが、完成後喜んでいただきました。

次は、母屋である京町屋に工事を進めさせていただきます。

伝統構法による建造物で、京都市の耐震改修助成金制度を利用した工事になります。

柱の根継ぎや土壁の新設・修繕など、より長く京町屋を維持出来るようメンテナンスを行っていきます。

京都の財産でもあります京町屋を保全する事に京都市も力を入れております。

制度を有効に利用して、私共も少しでもお手伝い出来ればと考えております。

O様 この度は誠に有難うございました。

 

山科区N様邸カラーベスト屋根葺き替え工事


山科区N様より葺き替え工事のご依頼をいただきました。

 

以前、天窓付近より雨漏りし、他業者に修理を依頼されましたが止まらず、弊社にお問合せ下さいました。

現場調査をしましたところ、随所にシーリングが施されてましたが適切な処置とは言えず、また施工不良と思われる点も多く見受けられましたので、屋根材の撤去と金属瓦への葺き替え、そして天窓の取り替え工事をさせていただく事になりました。

 

 

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天窓廻りの瓦が至る所割れており、そこにシーリングしてありましたが、これらの割れ等は新築施工当時に発生したものも多くあると思います。この屋根材はカラーベストと呼ばれる無石綿スレート瓦で厚さ6mm程度と薄く、屋根面の不陸や重なり部の釘の浮き、板金役物との隙間の浮きなど施工時の踏み割れ等を起こしやすく、また経年劣化で更に深刻化します。それに由来する瓦の抜け落ちも多くみられます。天窓廻りはもっとも雨漏りしやすく、施工時に的確な防水処置を施さなければ雨漏りしてしまいます。

外部から一見しましても疑わしき点があったため、屋根材を撤去し合板を重ね貼りして金属瓦へと葺き替えさせていただきました。

 

 

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屋根材 下葺きルーフィングを撤去したところ、やはり施工不良でした。

防水テープは貼り付けてありましたがテープの隙間より浸水しておりました。木枠の角が黒く変色しています。

 

 

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下葺き材が茶色に変色しているところは雨水が入った跡です。

 

 

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下葺き材を撤去し、天窓も外しました。

 

 

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12mm構造用合板を上から重ね貼りしました。

後で新しい天窓の開口を開けます。

 

 

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天窓を新設します。サイズダウンしたものを取り付けました。

 

 

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金属瓦を葺きます。IG工業のガルテクトと言う屋根材です。

断熱材が裏貼りしてあるため、断熱効果は抜群です。

 

 

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雨漏りしていたのは大屋根の一部でしたが、メンテナンスとして他の面も同じ金属瓦で葺き替え工事をさせていただきました。

こちらは既存の屋根材を撤去せず、上から重ねて屋根を葺くカバー工法にて施工しました。

今、カラーベスト屋根の葺き替え工事として重ね葺きカバー工法は改修工事として主流となっております。野地板に傷みがなく、ビスの保持力に問題がなければ重ね葺きにはメリットがあります。

まず、既存屋根材を撤去しないので廃材処分費が大幅に軽減されます。特に築15年以上のカラーベスト材にはアスベストが含有されているため、現行法律上、処分に多額の費用が掛かります。

次に工期の短縮です。撤去する手間が省けるからです。

屋根の上に屋根を乗せて大丈夫?とご質問される事もよくありますが、カラーベストと金属瓦を合わせましても陶器瓦の重量に満たないのでご心配には及びません。

また、現場調査にお伺いした時に、建築時の図面や確認申請書類等からの判断などをさせていただく事もありますので、ご安心してお問合せください。

 

 

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既存屋根の上に下葺材としてゴムアスファルトルーフィングを敷き込みます。

 

 

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金属瓦の役物を取り付けます。

 

 

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瓦本体を葺きます。

 

 

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屋根の完成です。

この金属瓦は瓦の裏にポリイソシアヌレートフォームと言う断熱材を貼り付けているため、非常に高い断熱効果を発揮します。

またこの断熱材が金属瓦のデメリットである雨音も吸収してくれます、

施工後、お施主様にお話しをお伺いしたところ、断熱効果を実感されたとお話し下さいました。

 

 

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天窓を取り替えましたので、大工工事と内装工事も行います。

新しい天窓のサイズに合わせて木枠を造り、天井一面のクロスを一度剥がして貼り直しします。出来るだけ既存壁のクロスに近い色、柄を選んで施工いたしました。

 

これで全て完成です。

天窓は以前ついていたものよりも少し小さめのものを取り付けさせてもらいましたが、採光量がちょうどいい感じになったと喜んでいただきました。

 

N様、この度はご依頼いただき誠に有難うございました。