2016年5月の一覧

伏見区M様邸 耐震改修屋根葺き替え工事


五月というのに連日の30℃超えの真夏日が続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか。

この先夏に向かいまして、屋根での作業は過酷さを増していきますが、梅雨を迎える前に伏見区M様より耐震改修助成金制度を利用した屋根葺き替え工事をご依頼いただきました。

M様邸は大屋根の北面は日本瓦、南面は瓦棒屋根(金属屋根)となっておりました。

今回の工事におきまして、耐震改修の観点から北面の瓦撤去による屋根の軽量化はもちろんのこと、南面も12mm構造用合板を張り詰める屋根構面の強化で申請を行えるので、いずれの面も助成金の対象となり、補助が受けれます。また南面の屋根より、室内に雨漏りをしていましたので、雨漏り修繕と耐震化工事を一度に行える事が出来、葺き替え費用のご負担も軽減する事が出来ました。

 

 

まずは施工前、施工後の写真をご覧ください。

 

16-05-23-22-29-56-268_deco DSCN1103

        before                                                 after

 

16-05-23-22-29-22-510_deco DSCN1084

        before                                                 after

 

16-05-23-22-28-35-139_deco 16-05-23-22-56-20-395_deco

        before                                                 after

 

 

続きまして、施工の手順をご覧下さい。

 

DSCN0921

瓦の撤去作業中です。

 

 

DSCN0927

瓦と土を綺麗に取り除きますと、下葺きの防水シートが現れました。

よく見ていただくと、シートの継ぎ目が離れて下の板が見えています。

これは経年劣化によるシートの縮み現象で、当時はビニール系の防水シートだったため施工時は重ねてあったものが離れてしまっているのです。

瓦の割れもズレも無いのに雨漏りするケースがありますが、この現象による事も多々あります。

日本瓦自体は丈夫で長持ちする屋根材ですが、葺き土や防水シートがそれについていけてないといったところです。

 

 

16-05-23-22-31-22-644_deco

既存の野地の状態です。

バラ板を打ち付けてありますが、隙間が多く、耐震性は乏しいと言えるでしょう。

 

 

DSCN0937

下葺材が劣化で脆く、野地も隙間だらけなので、どうしても撤去中の土が天井裏に落ちてしまいます。

そのため野地を一部を切り取り、天井裏に降りていき落ちた土を綺麗に取り除きます。

 

 

DSCN0941

既存の垂木の上に、もう一本補強垂木を打ち付けます。

その上に12mm構造用合板を張り詰めます。

 

 

16-05-23-22-31-48-538_deco

12mm構造用合板を貼り終えました。

各工程において、施工写真は助成金を申請するにあたり必須となりますので、上の写真の様にボードを用いて写真を撮っていきます。

 

 

DSCN1002

防水シートを敷いていきます。今は防水シートも多種多様な素材のものがあります。

当社の屋根工事で最も使用しておりますゴムアルファストルーフィングを下葺きしました。

 

 

DSCN1024 DSCN1027

いよいよ金属瓦の施工に取り掛かります。

IG工業スーパーガルテクトを葺かせていただきました。

北面のみの施工です 本来なら南面も同じ材料で施工出来れば良いのですが、南面は屋根勾配が緩く、メーカーの施工可能勾配を下回っていますので、嵌合式縦ハゼ葺きを採用しました。

 

 

DSCN1040

スーパーガルテクト施工途中です。

 

 

DSCN1087 DSCN1100

葺き上がりました。このスーパーガルテクトは金属横葺き瓦では当社一番のお薦め屋根材です。

 

 

DSCN0969 DSCN0977

DSCN0982 16-05-23-22-32-18-237_deco

南面の瓦棒屋根の解体に取り掛かります。

雨漏りの原因となっていた軒先部は、野地板 一部垂木まで腐朽しています。

屋根材の錆による穴開きに由来するものでした。当時の鋼板は現在程の性能、耐久性がありません。

特に錆には弱く、こういったケースの雨漏りが非常に多く見受けられます。

屋根といった部位の特性上、見にくかったり 点検がしづらかったりと発見が遅れる事が多い様に思えます。

 

 

DSCN0984 DSCN0988

腐朽した木片を取り除きます。傷みの激しい垂木には、添え垂木を取付け、高さを合わせるため下地桟を打ち付けます。

 

 

16-05-23-22-32-47-920_deco

12mm構造用合板を上から増貼りします。

 

 

DSCN1011

軒先唐草(水切り)を取付けます。

 

 

16-05-23-22-38-59-827_deco

南面と同じようにゴムアスファルトルーフィングを下葺きします。

 

 

DSCN1049 DSCN1052 DSCN1067

気になる雨音を大幅に軽減! 吸音制振テープを裏貼りしました!

嵌合式縦ハゼ屋根材を葺いていきます。この屋根材は施工性 コストパフォーマンスに優れ、新築・リフォームを問わずよく使用されており、当社の屋根工事におきましても使用頻度の高い屋根材です。

ただデメリットもありまして、その内の一つに降雨時の音鳴りの問題があります。

気にされる方 されない方 人それぞれではありますが、軽減する方法をご提案させてもらったところ採用させていただきました。

ゼトロNVテープはアルミ拘束層にブチルゴム層を付着させたもので、このゴム層が振動を吸収し雨音を軽減させるのであります。施工完了直後にタイミング良く強めの雨が降り、 M様には早速その効果を実感していただきました。

 

 

DSCN1072

工事完了致しました。M様邸におきましては、耐震改修助成金で葺き替え費用を軽減する事が出来、また雨漏りと気になる雨音を解消する事も出来ました。

お客様が喜んで下さる事がまた私共の喜びでもあります。

 

M様 この度は、誠にありがとうございました。

TDホーム京都南様新築物件 E様邸フランス瓦施工


TDホーム京都南様より、フランス瓦イメリスTC オメガ10での屋根瓦施工をご依頼いただきました。

TDホーム京都南様は、フレンチカントリー調や和モダンといった個性豊かでとても魅力に溢れる邸宅を数々手掛けておられます。今回は屋根の一部にフランス瓦を採用いただきました。

 

 

IMG_0527

外装工事が終わり、足場が外れたところです。

 

 

DSCN0713

瓦施工前の防水透湿シート葺きの状態です。

このルーフラミテクトRXは特に遮熱・透湿性に優れ、野地板の結露を防ぎます。

 

 

DSCN0722

瓦留め付けの桟木を取付けます。

引掛け瓦桟工法と呼ばれる施工工法で、瓦の裏に付いているツメをこの桟木に掛けて、ステンレススクリュー釘で留め付けます。

和・洋瓦を問わず、今はほとんどの瓦がこの工法で施工されております。

 

 

DSCN0716

軒先に見えます黒い櫛状のものは鳥除けで、バードストッパーと言います。

瓦の軒先口からの侵入を防ぐものですが、これも輸入瓦独特の役物です。

色々な発想があるものですね。

 

 

DSCN0718

 瓦を仮並べして、割り付けを確認します。

 

 

DSCN0723 DSCN0727

瓦を葺き始めますが、サイドのケラバ(袖瓦部)をご覧下さい。

ここも丸い瓦で納めます。この丸いケラバが可愛らしい雰囲気を醸し出してくれます。

これも輸入瓦独特のものです。

また、ご覧のようにこの瓦は一枚一枚が色や模様が違います。

これは瓦を高温で焼く際に、瓦の表面に付けられたエンコベと呼ばれる化粧土の効果です。

薄く汚れた様な模様が出ますが、これもまたエイジング感を出すため更に風合いが増します。

 

 

DSCN0742

壁際に白い漆喰を詰めます。

瓦の色彩・風合いと白い漆喰がとても良く合います。

 

 

DSCN0839

葺き上がりました。とてもいい感じです。

 

 

IMG_0525 IMG_0526

こちらは玄関の上の庇になるところです。

 

 

IMG_0528

輸入瓦というところで、物珍しさや見栄えといった感じが先行しそうなものですが、国産の三州瓦と同等以上の性能を持っております。

寒冷地でも問題無く使用でき、メーカーによる30年保証も付いておりますので、安心してお使いいただけます。

ご興味をお持ちの方は是非お気軽にお問い合わせ下さい。

平成28年度 耐震改修助成金制度始まりました!


本年度(平成28年)の耐震改修助成金制度が受付を開始しました。

制度が創設されて以来、少しずつではありますが、京都市民の皆様に制度が認知されてきております。

昨年は年度内に追加予算が組まれるなど、広く浸透しつつあります。

本年度は更に工事内容により助成金の上乗せがあり、受付開始直後から窓口が混み合う程の盛況ぶりとなっております。

弊社におきましても、昨年度は一昨年度より多数のお問合せ・受注を頂きました。

市の助成金制度のゆえ、面倒な申請手続きなどがございますが、弊社にお任せください。全て代行いたします。また代行費用は頂いておりません。

詳しくは当ホームページの助成金をクリックしてください。

 

 

屋根の葺き替え工事をすると、助成金が交付されます!!

shuwa-flyer

ご存知ですか?
屋根の葺き替え工事をすると、助成金が交付されます!!

京都市では前年度に引き続き本年度も耐震リフォーム支援事業を行っております。

例えば、屋根を葺き替えると(土葺き日本瓦から軽量瓦に)・・・

日本瓦を撤去して軽い瓦に葺き替える(屋根の軽量化)として最大200,000円
撤去後、野地板に12mm構造用合板を打ち付ける(屋根構面の強化)として最大100,000円
計300,000円が交付されます。

但し、いくつかの条件
・葺き替える物件が京都市内であること
・昭和56年5月31日以前に着工されたもの
・一戸建ての住宅、長屋、共同住宅である

等がありますが、条件をクリアすれば葺き替え時の費用も軽減されます。
(※予算枠がありますので年度内でも打ち切りになる事もございます。)

また、弊社では申請代行もいたします。費用は無料です。
是非制度を利用して頂けたらと存じます。

詳しくはお気軽にお問合せ下さい。

右京区O様邸 大屋根雨漏り改修葺き替え工事


右京区O様より、雨漏りによる屋根葺き替え工事をご依頼頂きました。

飲食店を経営されているO様の店舗付住宅は長屋造りとなっており、数戸が一つの屋根続きになっています。

大屋根は折版屋根と呼ばれる金属屋根で、一部が急勾配の瓦屋根でした。

この瓦屋根から雨漏りがしていたため金属屋根に葺き替えをして大屋根はメンテナンスとして屋根塗装をさせていただきました。

 

 

まずは施工前、施工後の写真をご覧ください。

 

DSCN0748 DSCN0794

       before                                                  after

 

 IMG_0388 DSCN0792

       before                                                  after

 

IMG_0386 DSCN0787

       before                                                  after

 

 

続きまして、施工の手順をご覧下さい。

 

IMG_0394 DSCN0754

左の写真ですが、瓦を留め付けてある釘が抜けかけて辛うじて止まってる状態です。

大きく穴が見えますが、ここから雨水が入っていました。

右の写真はこの部位の解体を始めたところの一枚です。

 

 

DSCN0759 DSCN0766

DSCN0758 DSCN0762

瓦を外すと下地のコンパネは一部完全に雨水に腐食されており、穴が開いたところが数か所見受けられました

また穴が開いてなくても押せばフワフワにたわむなど、いつ瓦が落下してもおかしくない危険な状態でした。

下葺きの防水シートが貼ってなかったのも、大きな原因になっています。

下葺きの重要性を再認識させられます。

笠木の下地も丸棟瓦からの漏水により、ボロボロになっていました。

 

 

DSCN0748 DSCN0749

DSCN0751 DSCN0752

腐った木材は全て撤去して、新しく木下地を造作します。

 

 

DSCN0759 DSCN0760

折版屋根の水止め面戸のシーリングも打ち直します。

カッターナイフ等で、古いシールを取り除きプライマー処理を施した後、新たにシーリングをします。

 

 

DSCN0761 DSCN0763

防水透湿シートで壁となる部分を覆います。

このシートは水を通さず湿気を排出するので、木下地を長持ちさせます。

 

 

DSCN0776 DSCN0779

壁の板金は二重貼りにしました。

 

 

DSCN0781 DSCN0782

上から板金笠木を被せます。

 

 

DSCN0767 DSCN0746

瓦葺きをしてあった面は垂木を残して傷んだコンパネを取り除き、12mm構造用合板を貼ります。

幸い垂木は健全な状態でした。その上にゴムアスファルトルーフィング下葺きをします。

 

 

DSCN0758 DSCN0793

立ハゼ式金属屋根材を葺きます。

軽量な上、落下などの心配が無く見た目もスッキリと仕上がります。

 

 

1461056894685 14610570014171461057010990

屋根塗装工事に取り掛かります。屋根材を留め付けているボルト廻りはしっかりとシーリング処置をしてエポキシ系錆止めを下塗りします。その後、ウレタン塗料を二層塗りします。

 

 

IMG_0397 IMG_0398

室内はボードの腐食により、穴が開いていました。また天井、壁共にカビも発生しています。

カビは根深く、表面処理をしてもまた浮き出してきますので、一度カビの出たボードは貼り変えるしかありません。

 

 

1461420285100 1461420307625

ボードを撤去して、貼り直します。

 

 

IMG_0500 IMG_0501IMG_0502

天井、壁共に一室クロスを貼り替えました。

またカーペットも貼り替えましたのでこれで気持ち良くお部屋を使っていただけます。

O様 工事をご依頼いただきまして誠にありがとうございました。