2016年3月の一覧

西京区 N様邸屋根葺き替え工事2 金属瓦・サイディング施工編


野地板が貼れましたらまず防水シートを下葺きします。

昔に比べますと、防水シートも格段の進化を遂げ、グレードや付帯性能、また価格帯に応じて様々な製品が選べます。今もっともポピュラーなのがゴム系アスファルトルーフィングで、申し分のない性能がありますが、今回はとことん断熱にこだわる施工をさせていただきますので、遮熱性と透湿性に優れた製品を採用しました。

 

 

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こちらが遮熱エコルーフです。

 

 

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金属瓦の板金役物を取付けます。

 

 

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 今回採用した金属瓦は、新東かわらSと言います。

この瓦の特徴は

・ガルバリウム鋼板を波状に成型してあるため、軽量である。

・表面に天然石チップが積層してあるため、雨音を吸収してくれる。

・天然石故に褐色、退色がほとんど無い

などが挙げられます。そして瓦の持つ空気層と遮熱防水シートが更にスタイロフォーム断熱工法の効果を高めてくれます。

 

 

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熱された空気の出口がこの棟の開口部と、棟換気システムです。

夏場の屋根裏の熱い空気は上昇してこの換気口から排出されます。

黒く見える部材がコアバンドと言われ、これを瓦と板金の間に挟み込みます。

そしてここから空気が出ていきます。

 

 

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軒天にも開口を設け、換気カバーを取付けます。

ここからも新鮮な空気を取り込みます。東西面に2ヶ所、計4ヶ所取付けました。

 

 

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既存屋根を嵩上げしたため、新たに壁を造る必要があります。

そこで金属サイディングを貼る事にしました。防水透湿シートを貼り、結露や万が一の漏水に備えます。また葺き替え前にあったお隣様との壁と壁のすき間を水切りを取付ける事により、雨が落ちるのを防げる様になりました。

 

 

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新しい壁が出来ました。白に近いアイボリーと屋根のグリーンの取り合わせがとてもキレイで素敵です。

 

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工事が全て終わりました。

今回は断熱に重点を置いた屋根工事をさせて頂き、N様も今年の夏が楽しみと、おっしゃって下さいました。

私達も同様で、昨年に比べてどの位快適になったのか、光熱費はどの位節約できたのか、また色々とお聞きして、皆様にご報告できればと思っております。

N様 本当にありがとうございました。

西京区 N様邸屋根葺き替え工事1 屋根解体~木工事編


西京区にお住まいのN様より、弊社ホームページをご覧頂き 屋根葺き替え工事をご依頼いただきました。

物件をお買いになられたN様 お住まいになられてしばらく経ち、N様ご自身が屋根に上がってびっくりされたそうです!

葺かれていた瓦は表面の塗装が剥げ落ち瓦には無数のひび割れが….

 

 

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一見してまともな状態でない事はすぐにわかり、その後ある工務店さんに見ていただいたそうです。

すぐに葺き替えを薦められたそうです。そして弊社にもご連絡下さいました。

調査しましたところ屋根勾配が2寸に満たないものでした。葺かれてある瓦は対応勾配2寸以上なので、施工不良と言わざるを得ません。そこで屋根勾配を上げる嵩上げ木工事をご提案し、出来たスペースにスタイロフォーム断熱材を敷き詰める屋根断熱工法をお薦めいたしました。

下の写真をご覧下さい。

 

 

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右隣の瓦屋根との段差が大きく変わっています。

 

 

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こちらは左隣の屋根と比べて、一目瞭然です。

 

 

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手前の赤っぽい瓦はセキスイ瓦Uといい、一昔前に売れに売れた瓦です。

ところが今、このような状態になっている屋根が非常に多いです。

何故か日本瓦とコラボレーションになっていますが、前の所有者が片面のみカバー工法で重ね葺きをしたためです。

 

 

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現場調査の時点で判明していましたが、新築時はアスファルトシングル屋根材が葺かれてました。

カバー工法で葺かれた瓦があの様な状態にもかかわらず雨漏りしてなかったのは、下のシングル屋根材の防水性がまだ損なわれていなかったためと言えるでしょう。

 

 

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正面の急勾配屋根に葺かれた日本瓦を撤去します。

野地に打ち付けられた横桟に瓦尻を引っ掛けて、更に釘止めをして固定されています。

防水下葺き材が何も敷かれていないので、雨漏りの跡が見受けられます。

 

 

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瓦Uを撤去した後は、このシングル屋根材も全て取り払います。

理由は二つ有ります。

一つは少しでも屋根を軽くする事。

もう一つは嵩上げ木工事の際、基幹部になる下地を既存垂木にしっかりとビスで固定しなくてはなりません。従って既存屋根材は撤去の対象となります。

 

 

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こちらは、既存の野地です。右の写真の様に軒先やけらばには雨が廻り込み腐食している所も有りますが、平部は目立った傷みも無く、垂木は至って健全です。

 

 

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嵩上げ木工事に取り掛かります。920mmピッチで間柱を垂木にしっかりと打ち付け、その上に束を立てていきます。

 

 

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糸を張り、勾配に合わせて束の上に母屋を組みます。

コーナー金物を使い、全ての束と母屋を緊結し強固にしていきます。

 

 

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今回ご依頼頂いた工事は、雨漏りを未然に防ぐ意味合いが強いところではありましたが、西向きの大きな屋根面が特に夏場の暑さが耐え難い程で、エアコンを一日中という状況を何とか改善出来ないものかと言ったお話をお聞きして、スタイロフォームを使った断熱工法をご提案させていただきました。

こちら東面は既存野地の上に30mmのスタイロフォームを敷き詰め、垂木を流し45mmの通気層を確保しました。換気棟で排出させ空気を循環させます。

 

 

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西面も東面同様ですが、嵩上げにより広いスペースが生まれましたので、更に厚い45mmのスタイロフォームを敷き詰めます。

 

 

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新設野地板として12mm構造用合板を貼ります。

 

 

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軒先に大きな開口が生じるため、鳥やコウモリ、またごく小さな虫をも遮る軒先換気口を取付けました。

ここまでが、屋根解体から木工事の作業の流れになります。

この後金属瓦と、金属サイディング工事に移っていきます。

ご閲覧ありがとうございます。引き続きご覧下さい。

中京区 京都S様社屋外装改修工事・屋上防水編


(株)京都S様 外装改修工事・屋上防水工事が始まりました。

今回採用しましたサンタックIBシート防水機械固定工法は、既存防水材をめくる事無く、上から施工が出来るのが大きな特徴です。

撤去の必要の無い事から廃材処分費と、それに伴う人件費を大幅にカット出来ます。

そして工期短縮にも繋がるため、大変コストパフォーマンスに優れていると言えます。

 

 

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上からシート防水で覆う工法なので、ケレン、清掃は念入りに行います。

わずかな付着物や、細かいゴミも残さず綺麗に取り除きます。

 

 

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材料の搬入です。右上の写真がシート本体になります。

左下の写真は改修用ドレンと言いまして、改修工事に欠かせない部材です。

 

 

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このサンタックIBシートは床や笠木に打ち付けられた特殊塩ビ鋼板に熱融着させて固定する工法です。

あらかじめ必要な場所にその鋼板を取付けていきます。

ドリルで下孔をあけ、専用プラグ付ビスでがっちり固定させます。

 

 

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床の平部はディスクと言う部材を取付けます。こちらもプラグ付ビスで固定します。

このディスクにシートが融着します。アイロンの様な機械を用います。

メーカーにより固定ピッチが定めており、それに従って取付けていきます。

 

 

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IBシートの前に緩衝シートを敷いていきます。

 

 

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床に多数有る架台の廻りにも鋼板を取付け、準備が完了しました。

 

 

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いよいよシート貼りです。たわみや皺がいかない様に作業を進めます。

重ね代もメーカーの指定を遵守します。

 

 

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平部のシートの熱融着作業が終えると、立ち上がり部やドレン廻り、笠木天場部に作業が移ります。

また入隅・出隅部は切れ込みが入るためコーナーパッチを貼っていきます。

シートの継目や塩ビ鋼板との取合部も完全に塞いでいきます。

 

 

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ジョイントにIBリキッドを充填してします。

いわばシーリング材ですね。

 

 

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こちらは二階のバルコニーで、全く使用されていませんでした。

排水口の水はけが悪く、降雨後は大量に水が溜まります。

まずは排水口の掃除からです。

ここと階段踊り場の床はウレタン塗膜防水を施工します。

ベランダやバルコニーと言ったようなよく歩行する所には、通常シート防水は施しません。

 

 

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床の付着物をケレン後、きれいに掃除をして完全に乾燥させます。

 

 

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プライマーを下塗りして準備します。

右の写真は階段踊り場の所です。

 

 

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ウレタン塗膜防水の一層目塗付後です。

 

 

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二層目塗付後です。一層目に比べて表面の滑らかさが違います。

 

 

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ウレタン塗膜防水の完成です。

 

 

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屋上には色々な物が設置されており、こちらはフェンスや鉄柵の架台が60箇所程ありました。

全ての架台にウレタン塗膜防水を施します。架台同士が密接している場合は、隙間の取合部の施工不良を避けるため、架台を一体化させます。上の写真の様にバックアップ材を挟み、モルタルで包み込んでしまいます。

 

 

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プライマーを下塗りします。

 

 

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 架台接地部にシーリング材を充填して、クロステープで補強します。

 

 

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バルコニーと同じ手順で作業をします。

あとはフェンスの復旧だけです。

 

 

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全ての作業が終わりました。

このサンタックIBシートの特徴としまして、耐久性が高いという所が挙げられます。

20年がメーカーの見解となっており、防水保証は10年でメーカー・元請・施工業者の三者連名によるものとなります。

あと本製品は水蒸気透過性に優れ、膨れが発生せず、立ち上がりから笠木天場先端まで一体施工が出来るため、長きにわたり美観を損ねません。

弊社ではこの工法をお薦めしております。

 

 

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およそ一ヶ月強の工期をへて、無事に工事が終わりお引渡しができました。

綺麗に仕上がった壁や屋上を見渡しますと、この仕事に携われた事に喜びを感じます。

冬季の塗装と防水工事でしたが、職方さんのご尽力とご協力があって天候に余り左右される事無く

完成させられました。

 

最後に、(株)京都Sのオーナー様 この度は誠にありがとうございました。

中京区 京都S様社屋外装改修工事・外壁塗装編


(株)京都S様より社屋外装改修工事をご依頼いただきました。

オーナー様のお話では、大規模な改修メンテナンス工事はまだ一度もされていないそうです。

以前の大雨で、一、二度雨漏りがしたり、外壁の傷みも激しくなってきたので大切な社屋をお守りするため、外装改修工事をさせて頂く事となりました。

まずは下の写真をご覧ください。

 

 

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少し明るめのベージュ系の壁に生まれ変わりました。

 

 

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床も鉄柵もピカピカです。

床は防水もやり替えました。

 

 

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写真を並べて見比べてみますと、本当に良くわかります。

 

 

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工事前の屋上の写真です。

既存の防水シートは所々剥がれて、鉄柵は赤錆が凄く目立ちます。

 

 

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足場設置の前に玄関庇を塗り始めます。

また設置に際してカーポートの波板も一旦撤去します。

 

 

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いよいよ足場の設置工事が始まりました。

職人さん5人がかりで一日で組み終えます。

 

 

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塗装前のALCパネルの継手目地、表面のクラック、欠け部や不要な開口部、全てのサッシ廻りにシーリング材を充填していきます。

 

 

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マスカーにて塗装養生後、下塗りしていきます。

 

 

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上塗りの完了です。

塗料は今、戸建ての改修外壁塗装でもっとも使用されています。

水性シリコン系塗料 エステー化研のセラミシリコンを採用しました。

コストパフォーマンスに優れて、耐久性にも高い評価があります。

 

 

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屋上に上がる階段踊り場も同じ手順で作業を進めていきます。

塗装工事はこれにて完了となります。

この後は防水工事へと移っていきます。

引き続き屋上防水工事編をご覧下さい。

西京区S様邸耐震改修屋根葺き替え工事


以前から何度か大屋根より雨漏りしていたとS様邸のご主人様。

ご自身で屋根に登り、瓦を差し替えたりメンテナンスをされたそうですが完全には止まらず、いたちごっことおっしゃられていました。

京都市の耐震改修助成金制度のお話をさせて頂いたところ、受給条件を満たしてましたので葺き替え工事をさせていただくことになりました。

 

 

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助成金を受けるにあたり、各工程の写真が必ず必要となります。

上の写真のように、ボードや黒板を使い工程写真を撮っていきます。

工事前の写真です。

 

 

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工事の趣旨は、屋根の軽量化と屋根構面の強化にあります。

軽量化は日本瓦と葺き土で構成された重たい屋根を、軽い瓦に葺き替える事。

金属瓦や軽量セメント瓦、陶器瓦でも桟葺きならOKです。

上の写真は土葺きである事を証明します。

雨漏りの有無は問われません。

 

 

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土を完全に取り除きます。

下葺き材の黒いシートが現れました。経年劣化により縮んだり、破れたりしています。

 

 

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シートも取り除き、高さを合わせるため下地桟を取付けます。

 

 

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一面に12mm構造用合板を貼っていきます。

これが屋根構面の強化です。隙間無く敷き詰め、緊結する事により耐震力を確保します。

 

 

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ゴムアスファルト系の防水シートを敷きます。

 

 

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金属瓦を葺き、屋根裏の換気のための開口に防水処置を施し、換気棟という部材を取付けます。

 

 

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施工完了です。

本年度の助成金事業は3月15日で〆切られます。

担当窓口によりますと、この耐震改修工事助成金制度は年々認知度が高まり、本年は昨年を大きく上回る反響があったそうです。そのため秋頃に補正予算が組まれ、議会の承認を受けました。

平成28年度も予算が付く事は間違いなさそうです。また更なる反響が見込まれているようです。

申請の際はいくつかの条件がありますが、当てはまると思われる方は是非この制度を利用して頂きたいと思います。

ご興味をお持ちの方、またちょっと調べてみたいなどと思われる方は、是非お気軽に当社までお問い合わせ下さい。次年度の受付は4月中頃以降の予定となっております。

尚、申請手続き等は全て当社で代行し、手数料は一切頂いておりません。

最後に S様この度は誠にありがとうございました。